STMCとは、リサイクルトナー普及を推進するI-ITC 【International Imaging Technology Council：再生トナーカートリッジの普及を働き掛ける米国団体】と 電子画像の権威であるR.I.T.大学が中心となり作った、再生トナーカートリッジの品質基準世界標準規格です。
STMCではカートリッジの分解や清掃、印字テスト・落下テストなど、リサイクルトナーの多数の項目において基準が定められています。
この項目の中には、品質を保つための設備を備えていなければならなかったり、認定トレーナーから指導受けるといったことも含まれています。
こういった項目にクリアした工場にのみ、認定資格がを受けることができます。
STMCの資格は製品単体に与えられるものではなく、工場ごとに認定されるため、その工場で製造されたトナーカートリッジは高品質のものと考えられます。

E&Qマークとは、日本カートリッジリサイクル工業会（AJCR）が制定した「環境と品質」の管理基準です。
第三者審査機関の審査により、環境管理基準29項目、品質管理基準10項目をクリアし認証されたAJCR会員企業だけがリサイクルトナーカートリッジの本体に「E&Qマーク」ラベルを貼付しています。E&QマークはSTMCより厳しい認定基準で審査します。審査内容の詳細はこちらです。また、認証後も１,２年ごとに審査が義務付けられており、認定されるためには品質を維持することが求められています。

ISO 9001は品質マネジメントシステムに関する国際規格です。全世界で170ヶ国以上、100万以上の組織が利用しています。ISO 9001は製品の品質に対しての規格ではなく、継続的に顧客満足を向上させるためのマネジメントシステムや一貫した製品・サービスの提供ができているかを審査します。認定後も定期審査が行われます。ISO 9001の認定は会社組織や経営の改善への取り組みがされていることを示しています。

ISO 14001は環境マネジメントシステムに関する国際規格です。ISO 14001の認定は環境リスクの低減・省エネ等、環境保護のための目標・計画を立て、運用・改善の取り組みをされていることを示しています。